L1ビザ取得までの流れ

ビザ取得までの経過を時系列でメモしておく。

4/21 必要な情報の案内が届く

アメリカ支部の総務担当者から、ビザの申請に必要な情報の一覧が届いた。 一覧には弁護士事務所の名前が入っていたので、どうやら弁護士にまかせてビザを取得することになるらしいという事がわかる。 大学の卒業証明が必要ということで、卒業大学から送ってもらえるように手配などした。

5/2 書類をまとめて返送した

GW前に出しておけば日本が休みの間に処理が進むのではないかという淡い期待に基づいて送付。 主な内容は下記。

  • 申請に必要な情報一覧への回答
  • 名刺
  • パスポート
  • 履歴書
  • 大学の卒業証明

履歴書は言い方は悪いが結構盛って書いた方が良いようだ。

5/20 追加質問が届く&すぐ返信

弁護士から、業務経歴及びアメリカでの仕事内容に関して、詳細を確認するメールが届いた。 粛々と返信する。 予想以上に業務内容に突っ込んだ質問が来て驚く。

5/25 ビザ申請書(DS160)の確認依頼が届く

アメリカ移民局のWebシステムでビザ申請書を入力したので、内容を確認するように言われる。 この時点で、取得するビザがINTRACOMPANY TRANSFEREE (L1)ビザであることが判明した。 内容は弁護士が全て入力してくれているので、自分では読むだけ。 最後にDS160をSubmitして、送信確認ページを印刷して終了。

5/26 ビザ面接日の調整依頼が届く

直近だと6/6の午前が空いているそうなので、そこで予約を依頼した。

5/31 ビザ面接日確定

希望通りの6/6にビザ面接が確定。

6/5 申請用の書類を受領

アメリカからボスのサインが入ったビザ申請書類がFedexで届いた。 サポートレターには英語で事細かく業務経歴や今後の業務内容、なぜこの人材がアメリカに赴任する必要があるのか?などが事細かく書かれている。 これをしっかり読み込んで、面接に備える。 会社からの帰り道に、ビザ用の写真を写真屋で撮影する。

6/6 大使館面接

大使館入館まで

予約した時間の15分前に大使館前に到着。テロの警戒のためか、警察官が大使館前の歩道の両端を塞いでおり、なんとも物々しい雰囲気。 空港とよく似ているが、やたらと手際の悪いセキュリティーを通って、待合室の入り口へ。 ここで携帯電話も預けるものだと思っていたが、普通に持ち込めた。

入館から面接まで

持ってきた書類はすぐに全て1番の窓口に提出した。 ここで自分の番号が発番されるので、その番号が呼ばれるのを待つ。 意外だったのが待合室で携帯電話が利用可能だったこと。なんの問題もなくスマホが使えた。ただし写真撮影はNG。 待ち時間の時間つぶしように本を持っていったが、いつ番号が呼ばれるのかが気になってしまい、読書に集中できなかった。

1時間ほどで番号が呼ばれ、2番の窓口へ。L1ブランケットビザなので、この場で$500を支払う必要があるとのこと。各種クレジットカードが使えるようになっており、私はVISAで支払った。やらなかったが、日本円で支払うことも出来たらしい。

支払後また2番の窓口に戻ると、ちょうどタイミングが良かったようで、指の指紋取りをすぐ隣の窓口で実施。アメリカ入国時にやるやつと全く同一だった。

指紋を取っている最中に番号が呼ばれ、すぐに面接となった。

面接

面接官は金髪のアメリカ人女性。結構若い感じ。 質問は、「何の仕事をしているのか?」という1問のみ。 英語でたらたらと説明していくが、面接官は全然こちらの事を気にかけない様子で、書類にバンバン書き込みや押印をしていく。 書類仕事が終わるとすぐに、「ビザ承認したよ。パスポートは後で家に送ります。」と言われる。 その後は特に案内もなく外に出されて終了。 あっけないというかなんというか。形式的な面接だった。

6/10 ビザ受領

予想以上に早くパスポートが返ってきた。 ビザがバッチリ貼り付けられており、いよいよアメリカに行くのだという実感が湧いてきた。 サポートレター類も同じく返送されてきており、入国時にはこの書類も持っていく必要があるようだ。

総評

  • 初めの時点で1~2ヶ月ぐらいかかるという話があったので、想定の範囲内でビザ取得出来た感じ。
  • 弁護士に依頼しないで進めることはほぼ不可能だろうと思った。特にサポートレターの作成とか。