米国流振込詐欺に遭いそうになった話

ことの始まりは電話。 知らない番号からまたもや電話がかかってきた。

相手「Hogefuga EnergyのJeffです。あなたのアカウントでデポジットが振り込まれていないようです。小切手を郵送して、支払いをお願いします。」

(Hogefuga のところはよく聞き取れず。)

俺「〇〇Energy(俺が使っている電気会社)のデポジットですか?」

相手「そうです。」

俺「Web画面から送金できますか?」

相手「できると思います。」

俺「(ログインして画面を確認) Total Amount Dueは$0なので支払いの必要は無いようですが?」

相手「デポジット金額はそこに反映されないんです。」

俺「なるほど。わかりました。」

相手「送り先はSNSで送付します。」

俺「ありがとうございます。」


外国人でかつソーシャルセキュリティーナンバー無しで電気の契約をしていたので、たしかにデポジットが必要という話は契約のときに聞いていたので、そんなものかという感じだった。 SNSで情報伝えてくるのも、以前この電気会社とやり取りしたときにあったので、そういう文化なのだろうぐらいで、あまり違和感は無い。

先日まで使っていたカードが今諸事情で停止されているのもあり、その関係で引き落とせなかったのかもしれない等と考えていると、相手からSNSが届いた。

いや、SNSじゃなくてiMessageじゃん! ってことは相手はiPhone??なんでコールセンター業務でiPhoneなんか使って電話かけているんだ???

と思いつつも、まぁそういうものなのかもしれないということで普通にやり取りして、送付の手はずを整える。

しかしながら、大分きな臭さを感じてきたので、相手の電話番号でGoogle検索すると、どうやらSprintの携帯電話らしい。 しかも相手の私書箱番号で検索すると、個人の名前が出てくるし。。。これはひょっとすると。。。。

ダメ押しで本来の自分で契約している電気会社に電話で問い合わせ。

俺「$80のデポジット払えって言う電話もらったんですけど、これ本当に払う必要あるやつですか?」

オペレータ「すでに支払い頂いているので必要ないはずです。どちらの電話番号からでしょうか?」

俺「214-◯◯◯-◯◯◯◯です。」

オペレータ「その番号は弊社のものではありませんね・・・。」

はい、詐欺確定。 すんでのところで気づけてよかった。


どこから電話番号仕入れているんだかわからないけれど、英語ネイティブじゃ無い海外から移住している人なんかは、 結構引っかかっちゃうんじゃないかなぁ。俺も危なかったし。

“小切手を郵送” っていうのがアメリカっぽいなぁと思いました。

今後も気を引き締めていかないとな。